その日から俺はサヤカに夢中だった。 艶麗な年上のお姉さん、その人がいる世界に飛び込みたくて夢中だったのかも知れない。 サヤカと愛瀬を重ねる度、自分は同世代の誰よりも大人になった気分だった。 高3の春、教室内は受験ムードが漂い始めた。にも関わら…
N町ガールズと出会った頃、俺には曖昧な関係の女の子がいた。 名前はサヤカ、6歳年上のミナミで働くキャバ嬢だった。 当時17歳だった自分にとって、20代の人達は社会の中で生きてる別世界の人間だった。 進学校のT高は、部活を高2の冬で引退する制度になって…
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